2009年07月30日

慢心

今日は介護事業も手掛ける内科のドクターからのご相談。

安定的なクリニック経営を背景に、驚異的なスピードで介護事業所を軌道に乗せられたこの医療法人。

数か月前のご訪問時は「これで安泰ですね」とお話ししていたのですが、先月来、メインのクリニックの収入が減少に転じて、今月のレセプトもかなりの減収との事(もちろん高いレベルからの減収ですが)。

ドクターとコーチングを進めているうちに気付かれた事は

・クリニックの患者さんへの対応がおろそかになっていたかも?
・クリニックのスタッフが(介護のスタッフばかりドクターが気を遣うので)不満を持ったかも?

との事。

慢心なのかもしれません。

経営は生き物ですから『安心した時から没落に転じる』とは良く言われたことです。


クリニック経営には、ドクターに

『ドクター、経営者、スタッフのマネージャー』

と三つの役割が必要と私はいつも言っています。

今回は1番の『ドクター』としての役割と3番の『マネージャー』としての役割のが少し足りなかったのかもしれません。


posted by Matsuzaki at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

目標達成

今日のご訪問は、開業4年目の歯医者さん。

レセプトの請求書には30万点超の数字が・・・。

5月はインフルの影響で30万点を下回りましたが、3月、4月、6月と30万点越え。

家賃と、人件費と、長期借入金の返済額と、リース代が150万円の歯医者さんですので、30万点超ならば取り敢えずOKという開業以来の目標でした。

実はこの歯医者さん、私のご提案とは正反対の経営戦略でした。

ご自身の診療スタイルを貫き通されました。

多分、このクリニックの患者さんは幸せだろうなぁと思います。(今後もこの方針ならば多分そうだと思います。)

ただ、衛生士さんや助手さんの負担は相当だったと思います。

(もう4年以上のお付き合いですので、)ドクターと彼女たちの性格の良さと、真面目さを私は熟知していましたので、目標の診療報酬の達成は、「(時間はかかるけど)そのうち可能だろう」と楽観視しておりました。

私は「PL上30万点あればクリニック経営は安泰で、次のステージに行けますよ」と目標設定だけさせていただいて特に経営には口出しをしてきませんでした。

4年目に独力で目標をクリアされました。

もっと早く安定していただくためにもっと口出しをすべきだったのではないかと。私にはちょっと複雑な心境の目標達成です。


次のステージに移るための心構えと、次のステージで待ち構えているであろう問題点と、チェアをもう一台増設するかどうか等の財務的な問題を含めた今後の経営戦略について、お話しだけさせていただきんした。


次のステージについてどのような戦略を取られるのか、次回のご訪問ではしっかりヒアリングする予定です。

4年間、力ずくで走り続けて、スタッフにかなりの負担を強いての30万点越え。何とかもっと(誤解を恐れずに言うと)楽に次のステージはクリアしていただきたいと思っています。

院長先生にご自身で気づいていただくためには、多分、院長先生に精神的な余裕を持っていただかないと考えています。

私がお話しする他のクリニックの事例を(受け入れなくてもOKなので)まず受け止めていただけるように。




posted by Matsuzaki at 01:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2009年07月29日

70歳で1億円(その2)

先日あるドクターから『金(きん)』はどう?と言うご相談を承りました。

このドクターの個人的な背景からは、商品先物業者で買うのが一番という私の判断から、もう少し自分なりに詳しく知りたいこともあって、先月ある商品先物業者のセミナー等に参加していました。

朝、その先物業者の社員さんからお誘いいただき、いろいろな情報を提供していただきました。


商品先物・・・危険、ハイリターン、胡散臭い、ばくち、自己破産・・・と言うイメージを持たれるドクターが多かったのですが、『金の現物引受』などは決してそんなイメージのものではないとご理解いただいています。

「わからないから怖い、わからないから証券営業マンのカモにされる」とクライアントさんにはよく言っています。

前のブログにも書きましたが、ドクターの老後資金をためるのには、決して大きなリスクを取る必要性がないのです。

ポートフォリオ上、「金(きん)」をどのように位置づけるのか?

純金積立するのか?先物業者から買うのか?金ETFを買うのか?

ドクターとゆっくりお話ししないといけません。


posted by Matsuzaki at 02:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

70歳で1億円

『有限会社 夢・アシスト』ではドクターに対して、「医療経営」と「お金」に関してアドバイスさせていただいております。

その「お金」に関しては基本として『70歳で1億円のストック』を目指していただいています。

ドクターの個人的なライフスタイルによるのですが、70歳で1億円あれば、100歳まで生きるとして、30年間で毎月30万円以上貯金を食いつぶすことができる計算になります。

その上で、医療法人のドクターの役員報酬を100万/月、奥様を30万/月とし、それに応じた厚生年金が70歳から入ると計算したら・・・。

私のクライアントさんの中で、「まだ足りない」と仰った方はいらっしゃいませんでした。

さらに、弊社は、引退後も医療法人や資産管理会社からの役員報酬が毎月あるような財務戦略をご指導していますので、本当に「70歳で1億円のストック」が達成されると、(資金的に)悪くない老後が待っていると思われます。

では、この「70歳で1億円」を達成するためには・・・、40歳で開業して70歳で引退と仮定すると30年、つまり、月30万弱の『貯金』で達成できるのです。

軌道に乗ったクリニックでは月30万円の『貯金』は決してハードルの高いものではありません。

それを踏まえて・・・。

「有限会社 夢・アシスト」のクライアントさんにはいろいろな投資に対するアドバイスもさせていただいています。

月30万円の『貯金』でも十分、目標が達成できるのですから、それほどリスクを取る必要はないのです。

つまり、個人クリニックの場合は
・小規模共済7万/月
・確定拠出年金(の定期預金)6.8万/月
・個人年金保険1万/月
等の節税商品を購入するだけでも30万円の貯金の2分の1を積み立てることができます。

医療法人の場合は
・いわゆる生命保険の2分の1や4分の1損金の商品
が中心となります。


もちろん、開業当時や御子息の私学医歯学部への教育費は別途となりますが。

ドクター夫妻のリタイアメントプランにおいては、決してリスクをたくさん取る必要はないと考えており、このことをご納得いただいた弊社のクライアントさんは、着々と「70歳で1億円」に近付かれています。
posted by Matsuzaki at 01:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2009年07月28日

歯医者さん

今日のご訪問は内科・循環器科さん。

しかし、先週から何故か歯医者さんからのご相談が連続して、毎晩終電。昨日は終電を逃してタクシーで帰宅。

全く偶然なのですが、歯医者さんからのご相談は全くの二極化。

儲かって儲かって仕方がない。(ただし、スタッフのキャパやチェアーが足りない。)という嬉しいご相談と、ヒマでヒマでしょうがない(つまり、資金ショート寸前)という切羽詰まったご相談。

嫌な言葉ですが、本当に勝ち組と負け組に二極化しています。

最近、前者と後者の原因がかなりの割合で分かるようになりました。

何故、患者さんが絶えないのか?
何故、患者さんが来ないのか?

歯科クリニックの経営を軌道に乗せるためには、まずドクターに変わって貰わなければなりません。

ドクターが変わると、間違いなくスタッフも良いように変わります。

後者の先生は「スタッフのせい、厚労省のせい、立地のせい、景気のせい」と、いろいろなもっともらしい、そして本当に論理的な言い訳をされます。

でも、歯科を取り巻く厳しい環境はどのクリニックも同じなのです。


前者の先生は「スタッフが良く頑張ってくれるから・・・」
そして何よりクリニックに活気があります。(もちろん、患者さんが多いので必然的にそうなるのですが)、お昼休みや診療後にご訪問した時、つまりドクターとスタッフしかいない空間でも、本当に活気があるのです。


後者から前者へシフトするのは、ほんのちょっとした事なのです。
しかし、私がそのことを伝えるよりも、ドクターに自ら気づいていただく方が、前者のクリニックへの早道なのです。

繰り返しなのですが、後者から前者へシフトするのは、ほんのちょっとした事なのです。

一言でいえば『ドクターとスタッフの「信頼関係」』です。

勝ち組のクリニックには間違いなく『信頼関係』があります。



今日も地銀さんから、開業二年目の歯医者さんへの追加融資の内定を頂きました。この軍資金をもとに、お付き合いし始めたばかりのこの歯医者さんが少しでもはやく勝ち組になっていただけるように、微力ながらお手伝いさせていただこうと思っています。
posted by Matsuzaki at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記